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トラック中古車屋の日記 No.141【どこ見てる?】

2021年5月17日

先週は、いすゞの記念オークション。金曜日には、パソコンで乗用車のオークションを見て、土曜日は、栃木県小山市のアライオートオークション会場へ。

最近ちょっと考える事がありまして、お客様からのご依頼と重ならない限り、オークションの現場に行き、オークションをもっと深く勉強、研究しようと考えています。

というのも、ぶっちゃけた話。

最近この業界はどうなんだ?という心境が沸々とありまして…

別に否定するつもりも無いし、必要な仕事、職業だとも思うし、中古車を買って仕事をして、助かっている人も沢山居る。自分もこの仕事で26年、助けられて生きています。

世の中にはいろんな仕事があって、成長していく業界と、衰退していく業界。派手さは無いけど成長も衰退もしない、絶対に必要とされる業界、仕事がある。

ぶっちゃけた話。中古車屋は、もう飽和状態。成長しきった業界だと思う。必要な仕事だけど飽和業界。私の親父が興した頃は、日本の高度成長期、世の中全体的に新車を買える人ばかりではありませんでしたので、も~仕入れたトラックがバンバン売れたそうです。

その頃は、5~7年位で新車に買い替える会社が多かったので、ディーラーに行けば仕入れるトラックが山ほどあったそうで...部長や支店長、課長、係長、担当者へ袖の下を通せば、いくらでも好きなだけ仕入れる事が出来た。世界一の高度成長期。運ぶ荷物も超沢山、埋め立て、飛行場、高速、道路の拡張、箱物や住宅の建設ラッシュ、中古車が売れない訳がなかった。

でもね~ も~なんだか違うような気がして・・・

オークション会場に行くと余計に思う。小山のオークションは毎週4,000~5,000台もの出品台数。お客さんの半数以上?は、外国のバイヤーの方々。日本で売れないトラックを買い、世界各国へ輸出する。発展途上国が発展してしまえば、そのトラックも必要とされなくなる。現に、新車登録から何年経ったトラックは、輸入禁止という国が出てきたり、あんまりボロイトラックは売れなくなってきている。

たま~に、オッ!凄い綺麗でピッカピカのトラックあるじゃないの~!と思っても、どこかの業者さんのホームページに掲載されているトラック、買取り合戦で高取りし過ぎて売れないトラックさんだ。💧

全国的に見て、もう中古トラックは余っています。

展示場に100台も200台も300台も展示している中古車屋さんは、昔、ジャンジャン儲かった頃に、ちゃんと貯めていた人。領収書無しで売ったり、買ったりたくさ~ん出来た人達。でもね~在庫金額が10億も~20億も~30億円もある業者さんってぶっちゃけどうなの?と思ってしまう。

100%自己資金なわけ無いでしょうから…

なんか儲かる事をやろうと、中古車も一杯!新車も一杯展示してって…もうそれは、中古車屋さんではありません。そんな新車も売れずに、オークションで損して売っているのを見ていると・・・ あら~なんだろ?どこ見て仕事してんだろう?と思う。

そりゃ~商売をしていれば、綺麗ごとで済まされない部分も山ほどあります。従業員を何十人も、何百人も抱えて、その人達の家族の生活を守ろうとすれば、やれる事はやる。他社に負けないように、高取りしてでも仕入れて、販売しようとする。

でもね~ もう新車より割髙な中古車が、バンバン売れる時代は終わったと思います。中古車屋で生きてきて、こんな事を言うのも変ですが、トラックは新車を買って、大事に乗り、修理代が掛かるようになり始めた頃、新車と入れ替える。それが一番維持費が掛からない、経費が掛からないと思います。

高度成長期、昭和40~50~60年代頃、私の親父から手形や月賦で中古車を買い、運送業を始めた人が何人も居ます。今では大きな会社に成り、沢山の保有台数もあります。安定経営、将来を見据えた代替えの計画がちゃんと出来ている会社は、皆さん新車を購入します。

私もその方が良いと思います。

あれ~?長い? 何が言いたいんだっけ? 笑

あ~~ どこ見て仕事をしているんだ!だ!

自分の仕事。トラックを売りたい人、買いたい人のお役に立つこと。売りたい人に対して、もっと出来る事は無いか?買いたい人に対し・・・  

ぶっちゃけてですね、20億も30億も在庫車がある会社さんには敵いません。昔は同業者という事で、一般のお客さんへ販売するより、業販という形でお互いに安く売買していましたが、今では、一般も業販も同じ金額。仕入れの段階で高取り競争になってしまうので、仕方ない面はありますが。。ということは・・・私が同業者から探し出して、お客様へ販売すると、私の手間賃が乗るので、お客さんは高い買い物になる訳です。。。

世界的に日本の力が弱くなり、人口も減ってくる。減っている。当然荷物も減り、必要とされるトラックの絶対的な数も減っていく中で、中古車業界全盛期の頃のような商売の仕方、考え方、ものの見方では、ダメだろうな~~

お客さんの会社に対してプラスになることをする、提案をする。そのことで自社も助かり、また、いろんな人の役に立つこと。を見る。そこを見ないと。

なんて能書き垂れて… 現時点では借金がいくらあろうが、なんだろうが、在庫車が沢山ある会社の方が、お客さんの役に立っている事は事実。

そこをもっと考え、実行に移すよう努力しよう。

今日も一日ありがとうございました。

令和3年5月17日 月曜日 雨

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